外資系企業に入って産休・育休は取れる?

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外資系企業でも、産休や育休は取れるの?

今回は、そんな疑問に回答します。

先に結論をお伝えすると、外資系企業でも産休・育休はしっかり取れます。

私は10年以上外資系企業で働いていました。

私自身は子供はいないのですが、子供がいる同僚・部下は皆、産休も育休もしっかり取っていました。

「外資系企業だと、産休・育休を取れないのでは…」と心配することはありません。

この記事では、『外資系に入りたいが、産休・育休が取れるか不安を感じている』方に向けて、外資系企業で産休・育休を取るときに気を付けたいことを紹介します。

目次

外資系企業でも、産休・育休は取れます

最初にお伝えした通り、外資系企業でも産休は取れますし、育休も取れます。

当時の私の部下は、二人子供を出産し、2回産休・育休を取得していました。

当時、私のチームに限らず、ほかのチームでも「出産・産休ラッシュ」が起きていて、代替リソース探しが大変でした。

でも、子供が生まれたら産休を取るのは当然のこと。

どこのチームのマネージャーも、いろいろ工夫して乗り切っていました。

私はアジアチームだけでなく、ヨーロッパや米国チームにも相談して、リソース調整をしていました。

外資系企業の場合、リソースが足りないときは別の国からリソースを探すことができるのがメリット。

他のロケーションでリソースが足りなくて困っていたときは、積極的に私のチームからもサポートするようにしました。

もちろん、「どうしても日本にいる日本人でないとダメ」という仕事の場合は、日本国内でリソースを探す必要がありますけどね。

でも、出産に限らず、病気や親の介護で長期休暇を取らざるを得ない場合はあります。

人員が足りなくなった時にどうするかは、マネージャーは常に頭の片隅に置いておかないといけないことだと思います。

産休・育休を取るのは、グローバルスタンダード

産休、育休に関しては、もしかしたら外資系企業の方が取得しやすい土壌が整っているかもしれません。

日本企業では、産休・育休が取りづらい職場もあるようですが、外資系企業ではいろんな国の人が働いています。

産休・育休は取るのが当たり前だし、復帰したらまたバリバリ働く。

外資系企業にはそういう文化があります。

取得する期間の長さは、各国の法制度や価値観が違うので、国によってまちまちです。

育休に関しては、他国と比べると日本は比較的長く取得する傾向があるように感じます。

中国だと、出産後だいたい3カ月で職場復帰している人が多かったですね。

産休を取得できるか、必要以上に悩まないこと

産休が取得できるかどうかは、必要以上に悩まず、休暇取得前までは最大限働き、休みはしっかり取りましょう。

「自分の代わりになるリソースが確保できなかったら申し訳ない…」という悩みは不要です。

どんな状況になっても、リソースを確保するのはマネージャーの役目です。

前々から報告を受けていたにもかかわらず、リソースの確保ができなかったら、それはあなたのせいではなくてマネージャーの責任です。

私の部下の場合は、安定期に入った頃に報告がありました。

そこから私は代替リソースを探しを開始。

彼女には引継ぎ資料を作成してもらいました。

リソースが見つかったら、引継ぎのトレーニング、休暇2週間前くらいからは後任の方をメインにして仕事を回していくようにしました。

彼女が休んでいる間は、当然のことながらいろいろトラブルも発生しました。

ただ、トラブルが発生したのは、その作業が「属人化」していたから。

どの作業が「属人的」だったのかがあぶり出されたことで、彼女のスキルに頼り切っていたことを反省したと同時に、よりよいプロセスを考えるきっかけになりました。

外資系企業で産休・育休を取るときに、心掛けたいこと

とはいえ、長期休暇を申請するのは、不安を感じるかもしれません。

外資系企業で産休を取る場合、次の点を心掛けておくとよいかもしれません。

産休に入る前に1年以上は働いておく

入社していきなり産休に入られると、やはり会社からは「えっ?」と思われやすいです。

一通りの仕事をこなせるようになり、職場の人間関係もある程度わかってから取得する方が、安心して申請できます。

また、一通りの仕事をこなせるようになっていれば、いつでも職場復帰ができます。

私の会社で育児休暇を取っていた女性たちは皆、職場復帰したら、何事もなかったのようにバリバリ働き始めていました…。

専門性を磨いておく

休暇中は体調第一ですが、時間的、精神的に余裕があれば、働いていた時にできなかったスキルアップのための勉強をするのもおすすめです。

最近は自宅で受けられるオンライン講座がたくさんありますから、気になる資格があればぜひチャレンジしてみましょう。

私のオススメは『英語』です。英語はどこの企業でも役立ちますので、勉強しておいて損はありません。

また、IT系のスキルも非常に役に立ちます。特に最近は、テクノロジーの進化が激しいので、最新のITスキルを学ぶのもいいかもしれません。

職場復帰するときは、時短勤務も検討する

産休、育休後、いきなりフルタイムで働くのは結構大変です。

その場合は、時短勤務を検討しましょう。

私の同僚は、育休後、保育園の問題で時短勤務で働いていました。4時くらいで退社していましたね。

ちなみに子供が大きくなると、時短勤務を使わず、柔軟に働くようにしてやりくりしている人が多かったです。

もう一人別の同僚は、二人の子供を育てながら働いていました。

子供の体調不良で保育園や小学校から連絡が入ることが多く、お昼に退社して、夕方、または夜から在宅で働き始める…といったスタイルを取っていました。

(かなり大変そうでしたが、どうやって時間のやりくりをしているのか不思議で仕方ありませんでした…。)

何はともあれ、時短勤務制度は割とどこの国でも取得している人がいましたので、ぜひ会社に相談してみてください。

自分の気持ちを第一に

さいごに。

私がそう感じているだけかもしれませんが、今の世の中「ワーママ」に溢れていて、子育てしながら働くのは当たり前のような雰囲気があるように感じます。

でも、子供が生まれる前は「産休とって職場復帰するのは当然」と考えていた人も、子供が生まれたら自分の考え方や価値観がガラッと変わることもあるのではないでしょうか。

私が聞く限り、仕事と子育ての両立は難しいと悩んでいる人は少なくありません。

これも私の周りの例ですが、一緒に働いたことがある海外の同僚は、育休後、職場復帰しました。

しかし、「子育てと仕事の両立は難しい」と感じたのと、「子供と過ごす時間を大事にしたい」と言って退職しました。

実際、彼女の場合は、子供が寝静まった夜10時くらいから働くという、どう考えてもクタクタになるような働き方をしていました。

でも、子供が起きている間はどうしても仕事に集中できなかったので、やむを得なかったそうです。

もう一人別の海外の同僚も、子供が小学生くらいの頃に「子育てと両立が難しい」と言って退職しました。

お子さんが小学校にうまくなじめなかったようで、子供のことで悩んでいたようです。

彼女の場合、特に忙しいプロジェクトを担当していたので、海外出張もあったり、本当に苦しかったと思います。

外資系の場合、男女関係なく結果で評価されるので、女性でも働きやすいと感じる反面、子供がいても、やはり結果で評価されるので、手を抜くことができません。

「仕事と子育て」についての考え方は、人それぞれだと思います。

頑張りすぎず、周りの人に相談しながら、自分にとって一番いい道を模索してみてください。

おわりに

この記事では、外資系企業に入って産休は取れるのか、解説しました。

外資系企業でも、産休・育休を取得できますので、心配することはありません。

適切なタイミングで早めに上司に相談してみてください。

もし会社を辞めて子育てに専念したとしても、スキルと経験があれば、子供が落ち着いてからの仕事復帰は十分可能です。

もし精神的・体力的に余力があれば、産休・育休中に英語などのスキルアップをしておくのもいいかもしれません。

くれぐれも無理はせずに過ごしてくださいね!

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