日本では転職しても年収が上がらない人が多い理由

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転職したら、年収はアップしますか?

多くの人が転職に求めるのは、ズバリ「年収アップ」ではないでしょうか。

ただ残念ながら、日本では転職しても給料が上がらない人が少なからずいます。

転職しても給料が上がらないなんて、転職した理由は何だろう?

この記事では、日本人が転職しても年収が上がらない理由と、転職して年収を上げる方法を紹介します。

日本人特有の「上がらない原因」を知り、手を打っていきましょう。

今回参考にした本

目次

日本では、転職しても年収が上がっていない

海外と比較すると、日本では転職しても年収が上がらない人が多い傾向にあります。

下記は、アジア・オセアニア地域の転職前後の収入の変化を比較したものです。

14ヶ国中、転職後に年収が上がった人の割合が最も少ないのが日本です。

(参考:パーソル総合研究所「APEC就業実態・成長意識調査(2019年)」)

転職前後の収入の変化(上がった人の割合)

なぜ日本だけ、転職しても年収が上がらないんだ…?

ちなみに、転職して収入が上がった人が最も多いのがインド

インドといえば、「仕事満足度が最も高い」国でもあります。

転職して収入がアップし、仕事満足度もアップするインド。

一方、転職しても収入は上がらず、仕事満足度が一番低い日本。

日本は、悪いスパイラルに入っていますね…。

転職しても年収が上がらない理由

日本で「転職しても年収が上がらない」理由として考えられるのは、次のとおり。

転職しても年収が上がらない理由

  • 「不満」をベースに転職している
  • 年功序列
  • スキルが上がっていない
  • 需要のない仕事をしている

「不満」をベースに転職しているから

日本人の転職理由は、キャリアアップではなくて「今の会社に対する不満」がベースになっているからです。

今の会社からとにかく逃げたい一心で転職しているので、年収は二の次。

一方海外では、転職の動機は「キャリアアップ」です。

自分の成長の機会が得られることと、それに見合う高い賃金・処遇に惹かれて転職します。

日本人は「ワンランク上の仕事」を求めて転職をしているわけではないため、年収は上がりません。

詳しくは下記の記事を参考にしてください。

年功序列だから

日本には「年功序列」というシステムがあります。

昔に比べたら減少傾向にはあるものの、いまだに年功序列的なシステムが残っている企業は少なくありません。

年功序列的な制度が残っている会社に転職しても、あなたの年収は能力ではなく「年齢」で決まるため、大幅な年収アップは望めません。

スキルが上がっていないから

高い年収に見合うだけのスキルや能力がなければ、転職しても年収アップは難しいです。

ちなみに昔の日本は「終身雇用制」だったので、会社が社員のスキルアップの面倒を見てくれました。

会社の指示に従って、あれこれ勉強していればよかったわけです。

でも今やそんな時代ではありません。

そもそも時代の流れが速すぎて、もはや会社が社員を教育するのはほぼ不可能な時代に。

「必要な人材は、中途採用で探す」という時代になっています。

私たちは、自分でどんなスキルが必要なのか考えて、自らスキルアップをしていかないといけなくなりました。

それなのに、日本人は全然自己学習していないんです…。

ちなみに海外では、多くの人が自己学習をして、スキルアップしています。

自己学習を行っていない人の割合

(参考:パーソル総合研究所「APEC就業実態・成長意識調査(2019年)」)

日本、このままで大丈夫かな…?

需要の低い仕事をしているから

「時代は変わったな」と思うことは、ありませんか?

で、「時代に合わせて、自分の仕事も変わったな」と感じますか?

もし、「時代は変わったのに、自分の仕事は変わってない」と感じたら、そのまま続けるのはリスクがあるかもしれません。

『AIに仕事を取られる』という話も話題になりましたが、時代に合わなくなった仕事は、遅かれ早かれ、なくなります。

常に最先端にいるのは難しいものの、ある程度は時代の流れに乗って、仕事もアップデートしておく方が賢明です。

トレンドに乗っていれば、高い年収を狙えます。

▼需要が高い仕事をしている場合

古くなったスキルで戦おうとすると、ライバルと熾烈な「価格競争」をしなければならなくなります。

▼需要の低い仕事をしている場合

「高値で売れるスキル」がないと、年収アップは難しいですね。

年収を上げる方法

以上、転職しても年収が上がらない理由を解説しました。

ここからは、転職で年収を上げるために気をつけたいことを紹介します。

日本人をライバルにしない

日本人をライバルとするのではなく、海外の人をライバルと思ってスキルアップしていきましょう。

上記のデータを見る限り、日本人は残念ながら「意識が高くない」と感じます。

「日本の空気」に飲まれると、あまりいい方向に進まないかもしれません。

ライバルにするなら、海外の人を相手にする方がいいです。

需要を把握する

スキルアップするなら、需要はチェックしておきましょう。

例えばプログラミングを学ぶにしても、いろんな言語があります。

需要を確認して「ニーズのある言語」から攻めるようにしましょう。

仕事で語学を活かすなら、最優先でやるべきは「英語」です。

それ以外の言語(たとえばフランス語やドイツ語)は、使える人は少ないので確かに差別化にはなりますが、残念ながら求人数は非常に少ないです。

学びなおす

海外の人が転職後に年収が上がる要因は「キャリアアップ」でした。

やはり年収を上げるなら、キャリアアップするつもりで転職しなければ、年収は上がりません。

キャリアアップに必要なスキルを学ぶようにしましょう。

ポジションや職種によって、キャリアアップに必要なものは異なります。

今のあなたがキャリアアップするなら、何があると有利になるでしょうか。

専門的な知識が必要ならスクールに通ってみたり、大学院に行ってみたりしてもいいと思います。

何かに挑戦している方が、仕事も楽しく感じられるはずです。

外資系企業に転職する

年収を上げるなら、外資系企業に転職するという方法もあります。

一般的に、日本企業よりも外資系企業の方が年収が高いと言われています。

同じ仕事でも、外資系企業に行くだけで年収が100万円以上アップするケースもあります。

外資系企業に転職するなら、英語はある程度できている方が有利です。

ただ、英語力を身につけるのは時間がかかります。

今すぐ外資系企業に転職するつもりはなくても、転職したくなった時にすぐ動けるよう、英語は早めにやっておくことをおすすめします。

私は外資系企業で働いていましたが、英語が必要だったので Bizmatesを利用してビジネス英語を1年半以上学んでいました。

おわりに

この記事では、日本では転職しても年収が上がらない人が多い理由を紹介しました。

転職の動機が「不満解消」だと年収は上がりにくいですが、「キャリアアップ」を目的とすることで、年収アップが実現できる可能性が高くなります。

もちろん、実際には「不満ベース」で転職活動を始めてもOKです。

ただし、転職して年収アップさせるなら、「キャリアアップ」の視点で仕事選びをしてみてください。

海外では、転職して年収がアップしている人はたくさんいます。

転職するなら、年収アップを実現させましょう。


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