【書評】ドイツではそんなに働かない|日本人、働きすぎ?

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毎日毎日、仕事で疲れてます…。

慌ただしく一日が過ぎて、帰りのホームでぼーっとしてしまうこと、ありませんか。

非効率極まりない仕事をしているときなんか、

「自分、何やってんだろ…」

と、思ったり。

ふぅ…。

今回は、そんな気持ちになっている人に向けて、ドイツ人の働き方を紹介したいと思います。

ドイツは、生産性の高さで世界トップを誇る国。

本のタイトルもズバリ、『ドイツではそんなに働かない』

今の働き方を見直すきっかけになるかもしれません。

気になったら、ぜひ手に取ってみてください。

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ドイツ人の働き方には、働き方を変えるヒントが隠されているかも。

目次

著者について

まずは、この本の著者について紹介します。

隅田貫さんは、1985年から通算20年にわたり、ドイツで働いた経験があります。

ドイツのプライベートバンク、メッツラー社にて投資顧問業務を担当されていたそうです。

20年にわたるドイツ勤務で感じた「日本人とドイツ人の働き方の違い」について書かれてあるのが、今回紹介する本です。

ドイツ人は、どんな働き方をしているんだろう?

ドイツの働き方

それではさっそく、ドイツ人の働き方をいくつか紹介しましょう。

生産性を重視する

「ドイツ人の働き方」といえば、生産性がとにかく高いこと。

日本人と比べると、1.4倍も生産性が高いです。

(しかも、年収も高い。)

1日8時間労働で換算すると、ドイツ人は1年で約40日間も日本より労働時間が短いです。

平均的なドイツ人の生活は、次のような感じ。

  • 休暇は年に5~6週間分は取る
  • 日々の残業は限定的
  • 毎日、やるべき仕事を終わらせたらすぐに帰宅。家族で夕食を囲む

いいなぁ…。

ドイツ人の効率的な働き方については、下記の記事も参考にどうぞ。

どうすれば、日本の生産性は上がるんだ?

自由度が高い

日本も最近では「時短勤務」が少しずつ受け入れられていますが、まだまだごく一部。

基本的には「週5日、8時間勤務」ですよね。

ドイツでは、フルタイム勤務の人もいれば、15時ぐらいに帰る人、週休3日で働いている人、小さい子供がいるからほぼ在宅勤務で働いている人など、いろんなスタイルで働いています。

人は人、自分は自分。

その人に合った働き方で働けるのが、ドイツです。

一方日本だと、そういう勤務体系をしている人に対して「あの人はずるい」みたいなことを言う人はいませんか?

日本では一時期「働き方改革」という言葉が流行りましたが、結局働き方は以前のまま。

「人材不足」と言いながら働き方が多様化することはなく、「週5日、8時間勤務」を強いている企業がほとんどです。

柔軟性、ないなぁ…。

仕事とプライベートは分ける

ドイツ人は、仕事とプライベートはキッチリ分けます。

ドイツ人は家族との時間を何より大事にしていて、金曜の午後は予定をなるべく入れず、14~15時に退社する人も。

休暇もしっかり取ります。

30日間の有給休暇は100%の取得率です。

休暇中は、仕事の電話には出ませんし、メールもチェックしません。

それでも仕事は回るどころか、生産性が世界トップ。

いかに日本人は非効率な働き方をしていることか…。

ドイツと言えばビールですが、会社の飲み会はありません。

ただ、時には金曜の17時にオフィスでワインを開けて、みんなでちょっと飲むようなことはあるそうです。

それも、1時間くらい飲んだら、おしまい。

家族の待つ家に帰ります。

日本のように、

「二次会のカラオケ、行きま~す♪」

というカルチャーはありません。

嫌いな課長とカラオケなんて、本当に行きたくない…。

改善した方がいいと思う、日本の働き方

私がこの本を読んで感じたことは、次のとおり。

日本人は『謝罪』に時間とエネルギーを使いすぎ

日本人って、やたらと謝罪を求めませんか?

でも、その謝罪が効率性をムダに下げている気が…。

もちろん、感情的には「謝ってほしい」と思いますよ。

でも、ビジネスにおいて「心からの謝罪」をされたところで、改善されなければ意味ないんですよね。

たとえば、間違ったデータを送ってしまったとき、ドイツ人なら

「では、こちらのデータを受け取ってください」

と、その後でメールするだけ。

「正しいデータを送ればいいのであって、それ以上の言葉は不要だと思っている節がある」と、著者は言っています。

でも日本人は、こんなメールを送っていませんか?

「ご迷惑をおかけしてしまい、大変申し訳ありません。間違ってお送りしたデータは削除していただけますでしょうか。今後はこのようなことが起こらないよう、十分に注意して作業を進めてまいります。」

長ッ。

ドイツ人と日本人のメールの長さを比較しても分かるように、メール一つにしても、ドイツ人は必要以上に時間をかけません。

ここに生産性向上のカギもありますが、そもそも日本人は謝罪しすぎでは?

電車は1分でも遅れれば、鉄道会社の非でなくても「ご迷惑をおかけして、大変申し訳ございません。」

仕事では、何か問題が起これば、上司は部下に「なぜできないんだ?」とできない理由を問い詰め、部下から「すみません」の言葉を引き出そうと必死に。

そんな社会のせいか、日本は「仕事の不満足度」世界ワースト1。

日本は仕事満足度が最も低い国

必要なのは謝罪ではなくて、できるようにするには何をしたらいいかという議論では?

必要以上の謝罪を求めることが、日本全体の効率性を下げているように感じます。

他人の時間を尊重すべき

日本だと、上司から「ごめん、これ急ぎでやってくれる?」みたいなイレギュラー業務を頼まれることはよくありますよね。

でも、ドイツでそれをやるのは禁物です。

もしドイツでそんな頼み方をしたら、このように言われることでしょう。

「もっと早くに必要になるのが分かっていたのに、なぜ今の段階で言い出すのですか?」

そんな言葉、上司に言ってみたいもんだね~。

その資料が今必要なのは、上司の問題。

上司のタイムマネジメントが原因なわけですから、部下が無理してやる理由はありません。

部下には、部下の業務があります。

部下の時間を尊重せずに、このような依頼をし続けると、タイムマネジメントができない人という印象を持たれます。

日本の会社でこういう対応をしたら、「この部下は使えない」「空気の読めない人間」と評価されることでしょう。

でもドイツの場合は、他人の時間を尊重しない上司の評価が下がります。

自分の仕事、他人の仕事はキッチリ分けるべき

ドイツでも、チームで仕事をします。

でも、一人一人の役割が明確なのが、日本と違うところです。

野球やサッカーなどのスポーツは、ポジションによって役割がありますよね。

サッカーでは、フォワード、ミッドフィルダー、ディフェンダー、ゴールキーパーがそれぞれの役割を果たすことで、チームを勝利に導きます。

ドイツをはじめ、外資系の仕事の仕方もそれに似ています。

マネージャーは、マネージャーとしての仕事を、アナリストはアナリストとしての仕事をします。

それぞれ役割が違うので、基本的には他の人の仕事を手伝うことはありません。

(こういう働き方は「ジョブ型」と呼ばれています。)

一方、日本の組織では役割が曖昧。

フォワードをやったり、時にはディフェンダーをやったり、みんな良かれと思って、精いっぱい戦います。

でも、その戦法で勝てますかね?

各自が自分の強みを日々磨いて戦う方が、短時間で効率的に勝利できるのではないでしょうか。

おわりに

この記事では、『ドイツではそんなに働かない』という本を参考に、ドイツと日本の働き方の違いを紹介しました。

私も外資系で10年以上働いてきましたが、外資系での働き方は、今回紹介したドイツ人の働き方と似ています。

今回紹介したドイツの働き方を読んで「今の働き方を変えたい」と思ったら、外資系企業への転職を検討してみてもいいかもしれません。

世界に目を向ければ、もっとフレキシブルに働ける職場があります。

我慢の限界まで働かず、サクッと働き方を変えていきましょう。

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