【書評】すべての仕事を3分で終わらせる|外資系ではスピード感が大事

  • URLをコピーしました!

日本企業から外資系企業に転職するときに、気をつけた方がいいことは?

外資系企業で働いたことがなくても、何となく

「日本企業と外資系企業はカルチャーが違うのかな?」

と想像できるかと思います。

ただ、具体的にどのように違うのかは、よく分からない人が多いのでは?

今回は、Microsoft Singapore で働いている岡田兵吾さんの著書『すべての仕事を3分で終わらせる』を紹介します。

この本を読むと、外資系企業で働くときに気をつけたいことが分かります。

私も外資系企業で働いてきましたが、この本の著者と同じような考えで働いている人は多かったです。

これから外資系企業で働いてみたい方だけでなく、すでに外資系企業で働いている方にもオススメの一冊です。

ぜひ参考にしてみてください。

目次

著者について

この本の著者である岡田兵吾さんは現在、Microsoftのシンガポールオフィスでアジア太平洋地区ライセンスコンプライアンス本部長として活躍されています。

参考:シンガポール和僑会HP(https://sg-wakyo.com/member/hyogookada/

アクセンチュア、デロイトコンサルティング、マイクロソフトのグローバル企業3社にて、シンガポール、アメリカ、日本の3カ国を拠点に24年間勤務。海外勤務歴19年。

アジア責任者として、15か国以上の多種多様な外国人プロフェッショナルたちをマネージしながら、アジア全域の新事業開発および業務変革に携わっています。

自慢は、リーゼントのヘアスタイル。

外資系で働くときに意識したいこと

この本で紹介されている『外資系企業で働くときに意識したいこと』を3つに絞ってお伝えします。

仕事はまずは80点を目指す

外資系で働くなら、仕事は「完璧」を目指すより、まずは「80点」を目指すくらいの気持ちでやっていきましょう。

日本人は完璧を求めがちですが、海外の人は完璧さよりもスピードの方を重視します。

まずは「60点」のものを作るつもりで、たたき台を作り、上司やクライアントの意見を聞いていきましょう。

意見を聞いたら、次は「80点」の合格ラインのものを作っていきましょう。

そもそも仕事に正解はありません。

何が「100点」かは、人によって違います。

それなら、合格ラインの「80点」を作れば十分だと思いませんか?

確かに、そうかもね。

著者も

「そもそも正解のない仕事において、80点レベルと100点レベルの違いに、周りの人はほとんど気づかない」

と述べています。

一番無駄なのは「過剰品質な作業」

日本は、いろいろな場面で「過剰」だと感じることはないですか?

品質は良いに越したことはないですが、別にそこまで求めていない場合もありますよね。

たとえば以下のようなこと、やっていませんか?

  • 社内ミーティングのための事前ミーティング(本当に必要?)
  • 社内ミーティング用なのに資料を作りこむ(過剰品質では?)

社内ミーティング用の資料なら、関連記事や資料をざっと集めればOK。

こういうことをしていると、海外の人からは「ムダなことをやっている」と指摘されます。

以下は、外資系企業で働いていた私の苦い体験談です。

資料作りにあまりにも時間がかかっていたら「なぜそんなに時間がかかるの?」と聞かれた。

データをたくさん盛り込んだら「なぜここまで細かい資料を作る必要があるの?」と聞かれた。

リクエスター(依頼した人。上司など)が求めていない過剰品質なものを作ると、マイナス評価になるので要注意です。

最初に成果物に対するイメージのすり合わせをしておくといいですよ。

メールに時間を取られない

メールに時間を取られすぎないようにするのも、外資系企業で働くなら意識しておきたい点です。

英語と日本語でメールを書いていると分かりますが、明らかに日本語のメールを書く方が時間がかかります。

なぜ日本語のメールの方が時間がかかるかというと、「お世話になっております」や「お忙しいところ恐れ入りますが」などの言葉を入れるから。

しかも、日本語は敬語が結構ややこしいので、余計に時間がかかります…。

英語でもビジネスでは丁寧な言葉で書く必要がありますが、日本語の敬語ほど複雑ではありません。

日本の商習慣上、こういった文言を書かないといけないのは仕方がないかもしれませんが、日本語のメールは作成に時間がかかっていることを意識し、時短の方法も考えてみましょう。

よく使うフレーズを辞書登録しておくのも、時短アイディアの一つですよね。

(例:「よろ」と打ったら、「よろしくお願いいたします。」と自動変換されるように設定する)

メール作成を短くするアイディアは、こちらの本でも紹介されていますので、気になる方は是非本を読んでみてください。

ちなみにこの本は2018年に書かれていますが、ここ数年で一気にチャットが広まりました。

チャットで問題ないなら、チャットを使いましょう。

メールよりもチャットを使う方が、圧倒的に速くやり取りが済みます。

この本で参考になったこと3つ

この本には、外資系企業で働く人に非常に役に立つヒントもたくさん紹介されています。

ここでは、3つだけ紹介します。

相手が理解してくれないのは、話し手の問題

海外の人と仕事をするとき、使う言語は英語になります。

相手が何を言っているか分からないとき、

「私の英語力が低いから聞き取れないんだ」と、自分のせいだと思いがちです。

特に日本では「空気を読む」ことを求められるので、「理解できないのは、自分のせい」と思いがち。

でも、海外の人と話すときは、相手の言っていることが分からなかったらはっきりと聞き返しましょう。

この本の著者も、こう言っています。

昔は質問を何度もすることを恥じていました。

しかし、私が分からないのは聞き手の責任というよりも、話し手の責任であると理解してから、質問することを躊躇しなくなりました。

『すべての仕事を3分で終わらせる』p.132 より

そもそも海外には多様な文化や価値観があり、「空気を読む」のは至難の業。

海外では「空気を読む」ことは、求められません。

求められている期待値が理解できるまで聞く

「空気を読む」ことを求められる日本人は、「相手から1聞いて、10作る」ことを期待されていると感じがちです。

しかし、すでに述べたとおり、海外の人とは文化も価値観も異なります。

空気を読んだつもりになるのが、一番キケンです。

海外の人から仕事の依頼を受けたら、完成イメージをその場で確認しましょう。

完成イメージがつかない段階で、具体的に仕事に取りかかってはNG。

悲惨な修正ループ地獄に陥ります。

ムダだと思う作業は、リスクを取っても辞めさせる努力をする

日本人は、「これもあった方が便利」というアイディアを出すのが得意。

ついつい、あれこれ盛り込んだり、先回りしてやりがちです。

生産性を考える必要がなければ、それでもいいと思います。

でも、ビジネスでなら『生産性』を意識しないとダメです。

日本企業は「あったら便利」なものを求めがちですが、ムダだと思う作業はリスクを取ってもやめさせる努力をするべきです。

私も某日本企業の人と仕事をしたとき、ムダだと思う提案をされて、何度も議論して阻止したことがあります。

長期的視点でみれば、最初にムダなものを封じ込めておけば、生産性も上がるし、利益率も上がります。

ムダだと思った作業は、上司や顧客と、本当に必要かオープンに話し合いましょう。

おわりに

この記事では、『すべての仕事を3分で終わらせる』で紹介されていた、外資系企業で働くときに意識したいことを解説しました。

この本には、日本人が外資系企業で働くときに気をつけたほうがいい点がギュッと詰まっています。

「外資系企業の働き方を知りたい」と思ったら、ぜひこちらの本を参考にしてみてください。


外資系企業への転職に強いエージェント

エンワールド

公式 https://www.enworld.com/

英語面接対策や英文履歴書を添削してくれる。外資系初めての人にオススメ。

JAC Recruitment

公式 https://www.jac-recruitment.jp/

年収800万以上のハイクラス求人を目指す人向け

ランスタッド

公式 https://www.randstad.co.jp/

外資系企業の正社員、派遣社員とも求人数豊富

Hays Japan

公式 https://www.hays.co.jp/

ビジネスレベルの英語力がある方におすすめ

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次