【書評】自分の意見で生きていこう|転職すべきか残るべきか

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転職すべきか、今の会社に残るべきか…。

仕事に何か不満があるとき、誰しも転職を考えますよね。

でも、安易に転職して後悔したくないので、

自分にとって転職のベストなタイミングはいつなのか、結構悩みます。

でもその悩み、どうやって解決しましょうか?

今回は、転職すべきか残るべきか悩んでいる方に向けて、社会派ブロガー「ちきりん」さんの本を紹介します。

結論を先に行ってしまうと、転職のタイミングに正解はありません

結局自分次第なわけですが、どうやって考えていけばいいか、この本にはヒントがたくさんあるように感じました。

転職するか悩みまくっている人の参考になると思いますので、気になった方はぜひ読んでみてくださいね。

こんな方におすすめ

  • 転職すべきか残るべきか悩んでいる人
  • 何となく自分の中で答えは出ているのに、一歩踏み出せない人

今回紹介する本

目次

著者について

最初に、著者について簡単に紹介します。

ちきりんさんは、関西出身の社会派ブロガー。バブル最盛期に証券会社で働いた後、米国での大学院留学を経て外資系企業に勤務。2010年に退職してからは文筆活動に専念されています。

最近では、音声メディアVoicy の人気パーソナリティとしても活躍中です。

Voicy「Voice of ちきりん」:https://voicy.jp/channel/1295

結局、自分次第

では、早速本題に入ります。

転職すべきか、残るべきか悩んでいる人は、1年悩もうと10年悩もうと、結局、最後は「自分」で決めるしかありません。

え、「正解」を教えてくれないの?

転職に正解はない

転職に「正解」はありません。

誰かに相談しても「転職しなよ」という人もいるし、親に相談したら「そんないい会社入ったのに、もったいない。我慢して働いた方がいいわよ」と言われるかもしれません。

そもそも、この世の中には次の「2つの問題」が存在します。

  • 正解のある問題(例:算数の問題)
  • 正解のない問題

「転職すべきかどうか」というのは、後者の「正解のない問題」になります。

正解のない問題に対しては、「間違った意見」も「正しい意見」も存在しません。

ただ、「人それぞれの意見」があるだけです。

100回転職するもしないも個人の自由だし、100回転職したからといって「正解」が見つかるわけでもありません。

余談ですが、アメリカ人は人生の中で平均10回くらい転職しています。

日本で「10回転職した」と言ったら驚かれるかもしれませんが、アメリカだったら誰も何も言わないでしょう。

反応を気にして、他人の意見に合わせがち

そうはいっても、多くの人はSNSの「いいね」に過剰に反応しますよね。

「〇万回リツイートされた投稿!」
「〇個のいいねが付いた動画!」

こういった言葉を見ない日はありません。

関心あるネタだと、ついつい反応してしまいますね~。

「反応」に左右されるのは、当たり前?

ちきりんさんの本には書かれていませんが、現代社会に生きる人々が他人の評価に合わせがちなことは、社会学でも論じられています。

アメリカの社会学者リースマンは、著書『孤独な群衆』の中で、

「人々の性格や指向は、個々人の性格に由来するものと考えがちだが、実は社会環境に由来する」と書いています。

社会変動に応じて変化する「社会的性格」というのは、伝統指向型→内部指向型→他人指向型へと変化するというのが、リースマンの主張です。

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何だか、よく分からないんですが…

表にすると、こんな感じです。

社会的性格と時代重視されること
伝統指向型(多産多死)しきたり重視
内部指向型(多産)努力と根性
他人指向型(少産少死)周りと仲良く
参考:Yahoo「「夢に向かって努力」根性美徳の日本人、団塊世代大衆になぜ多かったのか?

今の時代の我々は「他人指向型」といえます。

大衆社会に生きる我々は、周りと仲良くすることが重視されるため、他人の意見や評判を気にして他人と同じような行動をとる傾向があるということです。

メディアやSNSに踊らされてしまう傾向があるのか…。

人生に正しい答えもないし、答え合わせもいらない

だからと言って、他人の「いいね」を気にして人生を送るのもなぁ…。

自分の人生に「正しい答え」などないと分かっていても、

「自分の選択はあっているかな?大丈夫かな?と他人の顔色をうかがってしまうのが現代人。

でも、これだといつまでも「他人の人生」を生きることになります。

「自分の人生」を生きたいと思ったら、「正解のない問題」に直面したとき、自分で答えを出すしかないのです。

「正解のない問題」に答えを出す方法

どうやって、自分の答えを見つけていけばいいだろう。

この本では、「正解のない問題」に答えを出すための4つのステップが紹介されています。

「転職すべきか」問題を考えるなら、こんな感じで「自分の答え」を出してみるといいかもしれません。

「転職すべきか」自分の意見を出す4ステップ

  1. 「Yes」か「No」か、とりあえず選ぶ
  2. その理由を書きだす
  3. それに対して、反論を10個書き出す
  4. さらにそれに対して、反論する

「Yes」か「No」か、とりあえず選ぶ

「転職すべきか」に正解はありません。まずは「YES」「NO」のどちらかを選んでみましょう。

その理由を書きだす

「YES」「NO」を出したら、その理由を書き出してみましょう。

もし「YES」を選択したとしたら、

  • 年収が100万円アップする
  • 成長産業で将来明るい
  • チャレンジし甲斐がある

といった感じで、書きだしてみます。

それに対して、反論をしていく

次に、それに対する反論を書いてみましょう。

  • 年収が100万円アップする → 年収は上がるが、退職金制度はない
  • 成長産業で将来明るい → でも、その業界に興味を持てない
  • チャレンジし甲斐がある → やったことがないから、失敗のリスクがある

それに対して、さらに反論する

反論を書いたら、さらに反論してみましょう。

  • 年収は上がるが、退職金制度はない
    → 退職金は年々減少している。今は退職金制度があっても、もらえる保証はない。
  • その業界に興味を持てない
    → 勉強もしたことないのに、そう決めつけてよいのか
  • やったことがないから、失敗のリスクがある
    → 業務内容を深堀して、どんな業務に失敗のリスクがあるのか、分析してみた方がいいのでは

こんな感じで、「YES」と「NO」の意見を自分の中で戦わせてみてください。

どちらの意見も聞いたところで、最終的に自分のジャッジを下してみてはいかがでしょうか。

何度も言うように、これは「答えのない問題」ですから、自分次第です。

他人の「いいね」で決めるのではなく、自分の意見を考えていきましょう。

半年後、同じ問題にまた悩み始めたら

一度「転職しない」と決めても、また半年後くらいに「転職すべきか」悩む場合もあります。

その時は、もう一度、上記の4ステップで考えてみてください。

半年前の内容とほぼ同じことを考えていたら、状況が何も変化していないことの表れかも?

その時は、「YES」の道を選んで、転職した方がいいかもしれません。

「延々と同じ問題を悩み続けて人生終わっちゃった」というのは、切ないですしね…。

視野をもう少し広げてみる

日本の価値観から飛び出す

私たちは日本社会で生きているので、日本の価値観に縛られがちです。

でも、仕事について考えるときは、「世界」に視点をずらして考えてみてもいいかもしれません。

『過労死』という言葉は、日本人なら誰もが知っていて不思議にも思わないですが、海外では「なんでそこまで働くのか理解できない」という意見が圧倒的です。

日本人は、海外の人と比べて、ちょっと仕事についてシリアスに考えすぎな傾向があるように感じます。

自分がどこか別の国の人だと仮定して、今の自分の悩みを考えてみたら、まったく違った答えが出てくるかもしれません。

世界の働き方を知る

そうは言っても、海外の人の働き方なんて分からないよ。

今の時代、海外で働いた経験のある日本人はたくさんいます。そういう方々がすでに多くの本を出しています。

最近では、海外の働き方を紹介してくれる日本人 YouTuber の方もたくさんいます。

ぜひそういう方々の情報を参考にしてみてください。

さらには、日本国内には外資系企業で働いている日本人もたくさんいますが、そういう方々の意見も参考になると思います。

外資系企業だと日常的に海外の人と働く機会が多く、日本の価値観にあまりとらわれずに働くことができます。

https://jobdescription-library.com/job-satisfaction-statistics

残念なことに、海外の人と比べると、日本人は仕事に対する満足度が極めて低い傾向にあります。

仕事で悩んでいるときは、仕事の満足度が高い海外の人の働き方を知る方が、参考になるかもしれません。

このブログの「海外の働き方」ではいろんな国の働き方を紹介していますので、参考になればうれしいです。

おわりに

この記事では、ちきりんさんの著書『自分の意見で生きていこう』を紹介しました。

他人の「いいね」に流されてしまいがちですが、他人の評価にあわせて生きていると、自分の人生を生きられません。

ちきりんさんの本を参考に、自分の意見で生きていきましょう。

ちきりんさんをまねて、私もこのフレーズで終わりにしたいと思います。

そんじゃーね。

外資系企業への転職に強いエージェント

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