29歳で私が中国語を始めた理由と学習方法

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中国語なんて勉強して、役に立つ?

中国語を習ってみたいけれど、一歩前に踏み出せない…。

英語と比べると中国語は役に立つかもよく分からないし、始めたくても勇気が出ない人は多いのではないでしょうか。

私は29歳で中国語の勉強を始めて、気づけば10年以上(!?)学習を続けています。

自分でもびっくりです(笑)

この記事では中国語を始めようか迷っている方に向けて、私の学習体験記を紹介したいと思います。

私の中国語学習体験記

  • なぜ中国語を学んだのか?
  • 学習方法
  • 学習してみて感じたこと

私の学習歴がお役に立つか不安なところはありますが、中国語を始めようか迷っている方の参考になればうれしいです。

目次

20代、シゴトで強みがなかった

まずは、私が中国語を勉強しようと思ったきっかけから…。

英語なんて強みにならない

私は大学卒業後、とある会社で英語を使う仕事をすることに。

といっても、なんとなく「英語が使える仕事がしたい」と思っていた程度。

「学生あるある」です。

でも、英語力など今思えば全然大したことなく。

そんな軽い気持ちで入ってみたら、英語ができる人が山のようにいることを知りました…。

世の中を全然知らなかった私は、ちょっと英語ができるくらいでは何の強みにもならないコトに衝撃を受けます。

中国語を強みにしたい

その後も仕事に自信が持てないまま、働き続けて数年。

仕事もできないことばかりだし、英語は全然冴えないし、何の強みもない。

周りの友人は仕事をバリバリやっていて、焦りも感じます。

「このままではヤバいんじゃないか?」と感じるように…。

今思えば「20代で強みがない」なんて当たり前だと分かるのですが、当時はかなり凹んでましたね。

ちなみに当時はどんな時代だったかというと、中国経済が急成長し始めたころでした。

「よし、中国語だ。」

仕事でかなり参っていて、とにかく会社を離れたかったこともあり、思い切って中国に語学留学することに。

20代で失うものは何もなかったので、あっさり決断できました。

半年間の語学留学のため、中国へ

というわけで中国に半年間、語学留学することに。

当時の留学費用は安かった

勢いで中国留学したのは、当時中国は物価が安く、留学費用もそんなにかからなかったからです。

20代の私がちょっとお金を貯めるだけでも行けました。

欧米の語学学校並みに費用がかかっていたら、そんな気軽には行けなかったと思いますね。

いざ大学の語学コースへ

勢いで申し込み、大学の語学コースへ入学。

中国の新学期は3月なので、2月末に中国へ飛び立ちます。まだ凍える寒さだったのに、着いた翌日さっそく停電。

暖房の効かない部屋で凍えていたのを思い出します。(停電はその後、何回も発生しました。)

入学初日は、レべルチェックの試験がありました。

中国語初心者ですから、一番下のクラスに入れてくれれば良かったのですが、中国語って『漢字』じゃないですか。

当てずっぽうで漢字を書きまくっていたら、下から3番目くらいのクラスに入ることになってしまいました(笑)

中国語は、漢字を使っている日本人には有利です。

韓国人のクラスメイトと勉強

というわけで、何も話せないのに下から3番目くらいのクラスに。

クラスメイトは私以外、全員韓国人でした。(その大学では、留学生のほとんどが韓国人でした。)

大学生もいれば社会人の留学生もいましたが、とにかく全員韓国人。

日本語が一切通じない上、英語もほとんど通じなかったので、学校では「中国語のみ」の生活を送っていました。


韓国通の方ならご存じかも知れませんが、韓国は上下関係が厳しいんです。

年が1歳でも違うと話し方を変えないといけないようで、入学初日いきなりクラスメイトから「何歳ですか?」と聞かれました。

(見るからに私の方が年上に見えるでしょ?)と思いつつも年齢を伝えると、翌日からは「お姉さん、お姉さん」と呼ばれるようになりました。

韓国人のクラスメイトは、私が一人でいると「一人でいるのは良くない」と、いろいろ話しかけてくれたり、ご飯に誘ってくれたり。

ロッテのチョコパイも貰いましたね。

クラスメイトのおかげで楽しく過ごせました。感謝です。

中国語の発音は難しかった

中国語初心者が最初に通る道は、発音練習

いやぁー、これが本当に難しかった!

先生と同じように発音しているのに、毎回「違います」と先生に指摘されました…。

納得いかないのは、韓国人留学生は全員発音できて、私一人発音できないものが結構あったこと。

私は韓国語は分からないのですが、おそらく韓国語には存在するが、日本語には存在しない発音があるんでしょうね。

anとang の発音、私はできませんでしたが、韓国人留学生は全員できていたように思います。

わたし一人だけ何度も発音練習をさせられて、落ちこぼれ学生のようでした。

これから中国語を始める人も、うまく発音ができなくて凹むことないですよ。できなくて当たりまえですから。

リフレッシュできた

そんな感じの留学生活を過ごしていましたが、仕事から完全に離れ、半年間でリフレッシュできました。

半年間働かずにいると、半年前はあれほど凹んでいた私も「働こうかな」という気分にもなってきます。

半年ですっかり元気になり、帰国しました。

仕事に疲れていたら、半年間仕事から完全に離れて、まったく違う世界で生活してみるのも悪くないですよ。

中国語のレベルは中級に

帰国前にHSKを受けました。

当時の最高レベルは11級でしたが(現在は6級が最高レベル)、私のスコアはHSK5級でした。

今でいうと、HSK4級くらいのレベルでしょうか。

毎日中国語を習っていたので当たり前ですが、かなり速いペースで上達できたのかなと思います。

帰国してから

リフレッシュして帰国し、中国語を使って仕事をし始めたのかというと、違います(笑)

結局、英語を使った仕事を始めました。

結局、仕事で使ったのは英語

中国語は中級レベルにはなったものの、仕事で使えるレベルではありませんでした。

結局、外資系IT企業に入り、英語を使う仕事に戻ります。

中国と関わる仕事は増えた

ただ、外資系IT企業に入って1年もしたら、偶然ですが中国と関わる仕事をアサインされたのです。

北京に数回出張に行き、現地のエンジニアとも会話してきました。

英語だけでなく中国語も話すと、明らかに「受け」がよかったですね。

中国語がちょっとでも話せたおかげで、現地のエンジニアと良い関係性を築くことができ、仕事もスムーズに進んだので良かったです。

中国人と話すなら、英語より中国語

その後も仕事で何回か中国出張しましたが、中国人と話すときは英語より「中国語」で話す方がグッと距離が縮まると感じました。

英語だとそんなに腹を割って話せいないですが、母国語が通じるとかなりくだけた話ができますよね。

中国人も英語だとありきたりな会話しかしない(あるいは全然会話が弾まない)ですが、中国語になると一気に話し始めます。

英語だと出てこなかったグチもいろいろ聞けて、面白かったです。

中国語を学び続けて

仕事で中国語を使う機会も意外と多かったので、中国語を勉強してよかったですが、私が中国語を学び続けて良かったことは以下の4つです。

論文が読めるようになった

私は30代後半で、大学に入りなおしています。

そのときの論文テーマは『中国史』。

中国語が読めるようになると、中国語で書かれた膨大な資料も読めるようになります。

大学の図書館で中国語の文献や昔の新聞を調べまくって論文を書きましたが、自分の興味ある内容なので楽しく読めました。

読めば読むほど知見も深まり、論文に深みも増すだけでなく、中国語の読解力もアップしました。

中国人のホンネが前よりも分かるように

仕事で中国人と話したときもそうですが、インターネット上でも中国語で書かれた中国人のコメントを読めるようになって、中国人のホンネが以前よりも分かるようになった気がします。

(別に彼らが日本を悪く言っているとか、そんなことは全然ないですよ!)

HSK6級に合格できた

細々と続けたら、HSK6級にも受かりました。

試験勉強というものを久しくやらずに生活していたので、試験勉強はしんどかったですけどね。

「学習に年齢の壁はない」と知った

私はアラフィフにさしかかろうという年齢です。

HSK の試験会場でも、私のような中高年は試験監督くらいしかいませんでした。

20代、30代の受験生に囲まれながら、細々と続けていればある程度まで上達するんだなぁと感じました。

帰国後の私の学習方法

中国留学から帰ってきてガツガツ勉強していたかというと、全然そんなことはありません(笑)

以下、私の勉強方法を紹介します。

無理のないペースで、レッスンを受ける

仕事が忙しいときや、大学に通っていた時は、中国語のレッスンは中断していました。

時間的余裕ができたら、また再開し、忙しくなったらまた休会。無理をしないペースでやるのが一番です。

中検を受ける

中検合格を目標にしてみるのも、よかったです。

最後に受けたのは8年前の2級ですが、2級は何回か落ちましたね…。

落ちたら落ち込みますが、合格できたら「また一つレベルが上がったかな?」と自信がつくので、挑戦してみるのは悪くないです。

目標を立てる

その時々で、目的や目標があって中国語を勉強していました。

  • 仕事で中国語を自分の強みにしたい
  • 大学で論文を書きたい

中国語が仕事における自分の強みにはなりませんでしたが、結果的には論文も書けて、自分の関心のある分野の本も読めるようになったので満足です。

勉強しているうちに新たな目標に変わることもあると思いますが、何はともあれ興味があったらまずは始めてみることが大事です。

上達の秘訣

最後に、私が思う「中国語上達の秘訣」を6つ紹介します。

やめない

とにかく、やめないことです。

やめなければ、いつか必ず中国語が話せるようになります。

とにかく、コツコツ続けましょう。

会話練習を続ける

日本人の場合は、会話練習に力を入れることです。

特に初心者の場合、発音練習で挫折しがちなので、我慢してコツコツ続けてみてください。

興味のないモノは読まない、やらない

好きなモノを読むようにしましょう。

教科書ばかり読んでいると、飽きます…。

学生時代のように、興味のないモノを読み続けていると、やる気が失せていきます。

中級以上になったら、教科書以外の「中国語の面白コンテンツ」を探してみてください。(漫画、本、YouTube、ドラマなど)

漢字に依存しない

私が語学留学時のレベルチェックで、漢字を適当に書いたら下から3番目のクラスに入ってしまったように、日本人は中国語を勉強しなくても何となく読めてしまいます。

それは「漢字が分かる」から。

そのため、リスニング力を鍛えようとせず、漢字に頼りがちです。

でもそれだと、会話力がいつまでたっても上がりません。

「漢字依存症」に注意です。

自分のペースでやる

無理のないペースでやりましょう。

仕事や家事をしながら勉強するのは、カンタンなことではありません。学生のように自由な時間も取れませんからね。

人生長いですから、そんなに慌てることもないです。

30歳から中国語を10年続けても、まだ40歳。先はまだまだ長いですから、慌てることはないです。

おわりに

この記事では、私が中国語を始めたきっかけを紹介しました。

最初の目標は「仕事で使う」はずだったのに、予想外の方向で役立ったのが私の中国語の学習成果です。

最初の目的とは違った方向に進むかもしれませんが、やってみないことには何も始まりません。

もし中国語を始めてみたいと思ったらぜひチャレンジしてみてくださいね!

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