【この会社に転職して大丈夫か?】転職先の選定におけるポイント11選

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この会社に入って、後悔しないだろうか…?

この記事では、転職先を選ぶときに検討しておくべきポイントを紹介します。

誰しも転職には失敗したくないですよね。失敗しないようにするためには、様々な視点から検討することが重要。

お金も大事だし、通勤時間も大事、人間関係でも苦労したくない。

私も転職に失敗したことがありますが、そんな私からのアドバイスとしては「同僚や上司となる人との相性は、あなどらないこと」です

ぜひこの記事を参考に、納得のいく会社を選んでみてください。

目次

転職先の選定におけるポイント11選

ではさっそく、転職先選びのポイントを紹介していきましょう。

同僚や上司となる人の印象は?

同僚や上司となる人物の印象は、転職先の選定に大きな影響を与えます。

転職先において、同僚や上司と仕事をすることが多いため、その人物の性格や仕事スタイル、コミュニケーションスキルなどが、転職後のワークライフバランスやキャリアアップに大きな影響を与えます。

また、同僚や上司との信頼関係が良好であれば、仕事上のトラブルも最小限に抑えられます。そのため、転職先での仕事環境を考慮する際には、同僚や上司となる人物の印象を重要視することが大切です。

採用面接時、あなたの上司となる人や、同僚となる人が登場するケースが多いので、ぜひ面接時で、あなたとの相性を確かめてみてください。

今の時代では、「職場における心理的安全性」が非常に重要です。

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あまりにも意地の悪い質問ばかりする人が多いと感じたら、その会社は避けた方がいいかもしれません。

転職先に対する自分のイメージや感情の確認

自分がどのような企業や環境で働きたいか、自分がどのような仕事をしたいかといったことを明確にすることが大切です。

職場というのは、自分が一日で一番長い時間を過ごす場所であり、仕事とプライベートのバランスを取るための大切な場所です。

そのため、転職先に対する自分のイメージや感情は、適切な転職先の選定に大きな役割を果たします。

転職先に対して、自分が抱くイメージや感情が良いものであれば、将来のキャリアアップやワークライフバランスの取りやすさも期待できます。

企業訪問して感じた印象は?

面接を受けるために企業へ訪問することは、実際に企業の雰囲気や仕事環境を知ることができる最大のチャンスです。

限られた場所しか見ることができないとはいっても、オフィスの新しさ、会議室の雰囲気で、その会社の雰囲気はかなりわかります。

下記は、私が複数の企業の面接に行って感じた「入社をためらった」要因です。

  • 会議室に奇妙なものが飾られている(不思議な壺や絵画など)
  • オフィスが思ったよりも古い
  • オフィスの雰囲気が暗い

面接で企業を訪問したときは、ぜひいろいろ観察しておきましょう。

その会社で5年働くイメージが湧くか

その会社で5年間働くイメージが湧くかどうかは、転職するにあたり重要な理由となります。

5年間、その会社で働くイメージが湧かない場合は、入社しない方がいいかもしれません。

変化の激しい予測不能の時代ですから、5年先すら想像しても意味がないように思いますが、まずは5年後くらいまでを想像してみるのが現実的です。

企業文化や福利厚生は?

企業文化や福利厚生は、転職するにあたり重要な理由となります。

転職先の企業文化や福利厚生が自分に合っているかどうかは、長期的なキャリアアップやワークライフバランスに影響することがあります。休暇の取りやすさやフレックスタイム制度などがあるかどうかも考慮すべきです。

企業文化や福利厚生、企業の雰囲気や仕事の難易度、ワークライフバランスを調べるには、企業の口コミサイトを利用することで、より詳細な情報を得ることができます。

口コミサイトには、現在や元従業員が実際に働いた経験や感想などが投稿されています。

転職先を決める際には、複数の企業を比較し、リアルで信頼性のある情報を元に、自分に合った転職先を選ぶことで、転職の失敗を防ぐことができます。

有名な口コミサイトには、「転職会議」や「Openwork」があります。

自分自身のライフプランに合っているか

仕事は人生の一部であり、多くの時間を過ごすものです。そのため、仕事に対する自分自身のイメージや感情は、大きな影響を与えます。

もし、自分自身のライフプランに合っていない仕事をすることになった場合、ストレスや不満などが蓄積し、自分自身のライフバランスが崩れることもあります。

また、お金はもちろん重要ですが、自分の体力、年齢にあわせて仕事内容を変えていく必要もあるかもしれません。

自分自身のライフプランに合った仕事をすることで、より自分自身の気分が良くなり、ワークライフバランスも整います。また、仕事に対するモチベーションも高くなり、仕事に対するやりがいも向上します。

このようなメリットから、自分自身のライフプランに合った仕事を選ぶことは、転職にあたり非常に重要なことです。

提示された年収に納得しているか

年収は仕事に対するモチベーションや生活の質に大きな影響を与えると言われています。

転職を考える際には、提示された年収が自分の要求や予想に合っているかが重要なポイントです。

自分自身が望む給与水準に達していない場合、仕事に対するやる気や自信が損なわれることがあります。また、年収が低い場合は生活費や貯蓄の確保も困難になります。

そのため、転職する際には納得のいく年収が提示されていることが重要な理由であると言えます。

勤務地、働き方に妥協していないか

遠距離通勤は、大きなストレスや負担になることもあります。また、働き方においてもフレックスタイムや在宅勤務制度などが重要なポイントとなります。

自分のライフスタイルに合った勤務地や働き方を見つけられないと、仕事に対するモチベーションも下がり、やりがいも薄れてしまいます。

そのため、転職先での勤務地や働き方が自分に合っていることが確認できるように、慎重に選ぶことが大切です。

残業時間は?休暇は取りやすいか?

残業時間が長い企業や、休暇が取りにくい企業で働くことは、自分自身のライフスタイルに合わない場合があります。

そのため、転職先で残業時間や休暇の取りやすさが良いことが、重要な選択基準となります。

企業文化や組織の雰囲気も重要なポイントですが、個人的な生活スタイルに合った企業を選ぶことが大切です。残業時間や休暇の取りやすさが重視される企業で働けば、仕事とプライベートのバランスをとることができます。

また、健康維持や家族との時間を大切にすることも大事です。残業時間が長い企業で働くと、ストレスがたまり、健康に悪影響を与えることもあります。そのため、転職先で残業時間や休暇が良いことが大切です。

自分のキャリアアップにつながる企業か

新しい環境、新しいチャレンジを迎えることは、個人の成長やキャリアアップにつながります。そのため、転職するにあたり、自分のキャリアアップにつながるかどうかが重要な理由となります。

企業によっては、働き方や社員のキャリアアップの機会が異なります。

また、業界や業種も異なりますので、自分が望むキャリアアップに向けて進められるかどうかも異なります。

このため、自分が望むキャリアアップに向けて進められる企業を選ぶことが、転職するにあたり重要な理由となります。

その職種や業界は、衰退していないか

近年、グローバルな経済変動や技術の進化などに伴い、ニーズが減っている産業や業種があります。そのような業種に就くと、数年後に仕事がなくなったり、キャリアアップのチャンスが減ったりする可能性が高くなります。

転職するなら、衰退産業や衰退業種に関わらないような選択することが大切です。また、新興産業や未来を担う産業に関心をもつことも大切です。

企業の口コミサイトでも、下記のようなコメントがあれば要注意です。

  • 社風は極めて閉鎖的。
  • 新しい意見は求めていない。
  • 前例主義
  • 旧態依然

このような会社だと、働いていてもチャレンジできる機会が少ないかもしれません。

仕事の悩みのほとんどは「人間関係」

以上、企業選びのポイントを紹介しましたが、最も重視した方がよいのは「上司や同僚となる人との相性」ではないかと考えます。

日本で大ベストセラーとなった『嫌われる勇気』でも、「すべての悩みは対人関係の悩みである」と言い切っています。

また、リクナビNext の調査でも、退職理由ランキングの上位3つは次のとおりで、「人間関係」が退職する大きな原因となっています。

退職理由の本音ランキング

  • 1位:上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった(23%)
  • 2位:労働時間・環境が不満だった(14%)
  • 3位:同僚・先輩・後輩とうまくいかなかった(13%)

リクナビNEXT「転職理由と退職理由の本音ランキングBest10」より

お金のために働くとはいえ、働く上で最も重視した方がよいのは、上司となる人、同僚となる人との人間関係ではないでしょうか。

しかし、入社前に上司、同僚について知ることができるチャンスは「面接」と「口コミ」(「転職会議」や「Openwork」など)くらいしかありません。

入社を迷っている理由が「何となく面接官の人柄が気になった」というときは、自分の直感を大切にしたほうがいいかもしれません。

たとえば、企業の口コミで「オラオラ」系の雰囲気を感じて自分には合わないと感じたら、その会社はやめた方がいいかもしれません。

おわりに

この記事では、転職先を決める際のポイントを紹介しました。

一つの会社に絞り込むのは、非常に勇気のいることですし、妥協して入社して後悔するのは避けたいところですよね。

今回紹介した複数の点から、本当にその会社で良いか検討してみてください。

ただ、入社して合わなかったとしても、辞められないわけではありません。

私も自分に合わない企業に転職して1年未満で退職したことがあります。でも、あの会社で働き続けていても、精神的に追い詰められていたと思うので、辞めてよかったと思っています。

転職に失敗したくはないですが、失敗したと思っても、辞めればいいだけ。できるだけ多くの情報を収集し、よく考えた上で、最終的には思い切って決断しましょう。

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