AIが回答した「将来なくなる仕事」24選|なくなる仕事の5つの特徴とは?

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最近、さらにAIが進化している感じがしませんか。

一体私たちの仕事は、今後どうなっていくんでしょうね…。

というわけで、AI (ChatGPT)に「今後なくなる仕事」を聞いてみました。

本当になくなるかは分かりませんが、なくなる理由を読む限り「一理あるな」と感じました。

複数の職種が挙げられていましたが、それらを分類してみると、大きく5つの特徴がありました。

この記事では5つの特徴に分類した上で、具体的な職種を紹介していきます。

この記事では紹介していないけれど、なくなる可能性がある職種は他にもたくさんあると思います。

『自分の仕事、このまま続けて大丈夫?』と思ったら、チェックしてみてください。

目次

今後なくなる仕事の特徴

まずは、今後なくなる可能性の高い仕事の特徴を紹介します。

今後なくなる可能性の高い仕事の特徴

  • インターネットを使えば、人間がしなくても済む仕事
  • 自動化が急速に進化している仕事、あるいは、すでに自動化されている仕事
  • ニーズが急速に減少している仕事
  • 技術の進化に伴い、不要になる仕事
  • すでにサービスが飽和状態の仕事

これを見て「そりゃそうでしょ」と感じられる方が多いと思いますが、具体的にどんな職種が該当するのか、このあと紹介していきます。

今の若者が使っていないモノを扱う仕事(例:電話、FAXを使う仕事など)も、なくなる可能性大です。

なくなる理由①:ネット購入が普及している

AIが「なくなる可能性がある」と回答した仕事を、以下見ていきましょう。

小売店員

小売店員は、今後は需要が減少する可能性が高です。

その理由として、オンラインショッピングの普及による実店舗での販売が減少が見込まれることや、自動化技術の進歩により、スマートショッピングやセルフレジなどの自動化されたシステムが導入される可能性があるからです。

小売業界においては、実店舗やアプリ、カタログ、ウェブ、ECサイトなど、顧客とのあらゆる接点(チャネル)で最適な購買体験を提供し販売増を目指す「オムニチャネル」戦略を取り入れ、新しいビジネスモデルを模索することが求められています。

確かに、「ネットでモノを買う」「セルフレジ」が当たり前の時代になりましたよね。

アパレル販売員

アパレル販売員は、衣服やアクセサリーなどの販売に携わる職種ですが、近年ではオンラインショッピングの普及やアパレルブランドの自社ECサイトの拡大により、店頭での販売需要が低下しています。

また、AI技術を使ったバーチャルフィッティングなどのサービスも増えており、店舗での商品体験だけではなく、オンライン上でも商品を選び、購入することができるため、需要が減少していくことが予測されます。

ARの技術が進歩していますから、バーチャルフィッティングの時代が来るのも遠くなさそうですね。

トラベルエージェント

トラベルエージェントは、旅行やツアーの手配を行う仕事ですが、最近では、インターネットを使って自分で手配する人が増え、需要が減少しています。

近年はAI技術による旅行プランの提案などが進歩し、人の手による手配やサポートが必要ないケースも増えています。

このような背景から、トラベルエージェントの需要が今後も減少していくことが予想されます。

旅行は100%、ネット予約しています…。

なくなる理由②:自動化が急速に進化している

電話オペレーター

時代の変化とともに、電話オペレーターという職種の需要は徐々に減少しています。

若者の電話利用が減ってきていることや、インターネットや自動音声応答システムの普及によって、顧客が自分で必要な情報を入手できるようになったためです。

また、オンラインでの顧客サポートも拡大し、対面や電話でのやり取りよりも、より迅速で便利に対応できるようになっています。

電話の相手は、これからは「機械」が主流になるかもしれませんね。

データエントリー業務

データエントリー業務は、コンピューターの技術が進化し、自動化やAI技術が進展することによって、今後需要が減少する可能性があります。

また、海外アウトソーシングの発展により、データ入力業務が海外に移管されることもあるため、今後の需要が厳しくなることが予測されます。

画像認識(OCR)技術も一般的になっていますし、大部分を自動化できそうな気も…。

生産ライン作業員

自動化された製造設備やロボットにより、多くの工程が自動化され、人手が必要な作業も減っています。

また、海外生産の増加により、安価な労働力を求めて生産拠点を海外に移す企業が増え、国内の生産ライン作業員の需要は減少しています。

しかし、自動化されていない製造工場や中小企業では、引き続き生産ライン作業員が必要とされることもあるため、需要は完全になくなるわけではありません。

自動化が困難なものも一部ありそうですが、自動化できるものは急速に自動化されていますよね。

銀行員

デジタル化の進展により、銀行業界も大きな変化を迎えています。

ネットバンキングやスマートフォンアプリでの取引が増え、顧客が直接銀行に足を運ぶことが減っています。

また、AIやロボット技術が進化し、一部の業務を自動化することも可能になりました。

これらの要因が重なり、銀行員の需要が減少する可能性があります。ただし、人間の判断力やコミュニケーション能力を求められる業務については需要が残ると考えられます。

去年銀行の窓口に行ったのは、お年玉用の「新札」に変えてもらったときだけですね。

会計士

一部の会計業務も自動化されつつあり、会計士の業務に変化が生じています。

例えば、経理ソフトウェアやAIによる会計ソフトウェアなど、会計業務の一部が自動処理され、経理担当者が業務を代行することができるようになっています。

加えて、クラウド会計ソフトやビジネスコンサルティング企業が、会計業務を自動化・効率化するサービスを提供していることもあり、将来的には会計士の需要が減少する可能性があります。

一般事務

デジタル技術の進歩に伴い、文書の電子化や自動化が進んでいます。

このため、一般事務の仕事の中でも、簡単な作業やルーチンワークが自動化される傾向があります。

また、遠隔でのテレワークや柔軟な働き方が浸透する中、事務作業もオフィスに来なくてもできるようになっています。

このような状況から、今後は一般事務の仕事がなくなる可能性があります。

しかし、コミュニケーション能力や問題解決能力が求められる業務においては、人間の力が必要とされるため、それに対応できるようにスキルアップすることが重要です。

非プログラマーでも自動化ツールが作れる時代なので、従来の「事務職」のニーズは減るかも…。

請求業務

企業の業務自動化やデジタル化が進む中で、請求事務の仕事は減少傾向にあります。

クレジットカードやデビットカードの普及により、現金請求のニーズも減少しています。また、電子請求書の導入により、紙ベースでの請求書発送業務も減っています。

さらに、クラウド会計ソフトや自動請求システムの導入により、請求書作成や送信業務も自動化されつつあります。

これらの変化により、請求事務の需要は減少し、今後は一層その傾向が強まると考えられます。

鉄道職員

鉄道職員は、鉄道事業の現場で働く駅員や車掌、運転士などを指します。

しかし、最近の技術革新により、自動運転技術やAI技術の進化によって、列車の自動運転化や乗務員の業務効率化が進んでいます。これにより、今後は鉄道職員の需要が減少していくと考えられます。

また、新型コロナウイルスの影響により、鉄道利用者の減少や経営難が続いているため、採用数も減少傾向にあります。

すでに自動運転の路線もありますよね。

なくなる理由③:ニーズが減少

郵便配達員

近年、インターネットやスマートフォンの普及により、メールやSNSなどの電子メディアが一般的になりました。そのため、手紙や葉書などの郵便物の需要は減少しており、配達件数も減っています。

ドローンや自動運転車の技術が進化しているため、これらの技術が導入されることで、配達業務が自動化される可能性もあります。

しかしながら、依然として手渡しによる配達が必要な場面もあるため、完全になくなるとは言い切れません。

レジ打ち

スーパーなどの小売店では、セルフレジが普及し、自分で商品を読み込んで支払いをすることが一般的になってきています。

また、コロナ禍によりキャッシュレス決済の普及が進み、現金を使う機会が減少しています。このような流れにより、レジ打ちの需要は徐々に減少していくと考えられます。

ただし、お客様とのコミュニケーションが求められる飲食店や専門店などでは、レジ打ちの役割は重要なままであり、需要がなくなるわけではありません。

紙媒体の編集者、ライター

デジタルメディアの発展により、紙媒体の需要は減少しています。雑誌や新聞などの発行部数が減り、その影響で紙媒体の編集者やライターの需要も減少しています。

一方で、インターネット上のコンテンツやSNSの需要が増えており、その分野でのライターや編集者の需要は増えています。

デジタルメディアの時代にあわせて、紙媒体の編集者やライターもデジタルメディアへの転換や新しい分野への進出が求められるようになってきています。

印刷関連職種(印刷工、印刷機オペレーターなど)

近年、デジタル化の進展により、印刷物の需要が減少しています。

そのため、印刷業界における印刷工や印刷機オペレーターといった職種の需要が減っていると言われています。

一方、デジタル技術に関する知識が求められる職種が増加しているため、これらの職種への転職を検討する人も増えています。

書店員

書店員という職種は、今後需要が減る可能性があります。これは、電子書籍の普及により、書籍の購入や閲覧方法が変化しているためです。

また、オンライン書店や電子書籍配信サービスの台頭により、書店の集客力が低下していることも影響しています。

一方で、書店は地域の文化や人々の交流の場として重要な役割を果たしており、書店員自身も本に対する深い知識や情熱を持っている人が多いため、今後も需要がある書店は生き残る可能性があります。

ただし、書店員として働くには専門的な知識やスキルが必要となります。

雑誌編集者

近年、テレビやネットによる情報の入手が容易になり、多くの人々がこれらのメディアを活用するようになりました。このような中、雑誌の需要は減少傾向にあり、そのため雑誌編集者の仕事も需要が減っています。

また、SNSなどの普及により、個人が自分自身で情報発信をすることも増えており、従来のような編集者による情報発信の形式が変化しています。

このような状況下で、雑誌編集者という職種は今後、需要が減ると考えられます。

CD/DVD製造業者

インターネットやストリーミングサービスの普及により、音楽や映像コンテンツの配信が主流となっています。

そのため、CD/DVD製造業界は需要が減少しており、今後は徐々にその職種がなくなっていくと予想されます。

テレビ・ラジオ関係の職種

インターネットやスマートフォンの普及により、人々はテレビやラジオよりもオンデマンドで番組を視聴することが多くなっています。

その結果、テレビ・ラジオ業界では需要が減少しており、その影響で放送局や関連企業の職種も減少傾向にあります。

パチンコ店従業員

パチンコ店従業員は、パチンコ業界の低迷により需要が減少しているとされています。

  • 高齢化による利用者の減少:パチンコは比較的年配の方々に人気がありますが、高齢化が進むと利用者数が減少するため、需要が減る可能性があります。
  • オンラインゲームの普及:オンラインカジノやスロットなど、パチンコに代わる形でオンラインゲームの需要が高まっています。このため、パチンコ従業員の需要が減る可能性があります。
  • 関連法律の厳格化:近年、パチンコ関連法令の改正や厳格化が進んでいます。特に違法賭博行為の取り締まりが強化されたことにより、店舗運営や管理に要する従業員数が削減される可能性があります。

なくなる理由④:技術の進歩

ガソリンスタンドの店員

ガソリンスタンドの店員の需要が減る主な理由は、以下のようなものが考えられます。

  • 電気自動車(EV)の普及により、充電スタンドが需要されるようになったこと。EVは燃料を必要としないため、従来のガソリンスタンドのように燃料を扱う必要がなくなります。
  • 自動車の運転支援システムや自動運転技術の進歩により、車両の燃費が向上し、ガソリンスタンドでの給油回数が減ること。
  • 給油サービスの自動化やセルフサービス化が進んでいること。給油機による自動給油や、クレジットカード決済などを利用して、従来は店員が行っていた業務が自動化されているため、店員の必要性が減っています。

自動車整備士

自動車整備士の需要が減る理由は、現代の自動車が高度にコンピュータ化され、複雑なエレクトロニクスとシステムが組み込まれているため、専門知識を持った技術者が必要とされていることが挙げられます。

また、電気自動車の普及が進むことで、エンジンやトランスミッションのようなメカニカルな部品が少なくなり、整備作業の種類や必要なスキルも変化していくことが予想されます。

消防士

近年の建築基準法の改正により、建物の耐火性能が向上し、火災発生時の拡大を抑制することができるようになりました。

また、火災予防意識の高まりにより、火災発生時の初期対応が迅速に行われるようになり、火災の発生自体が減少しています。

ただし、地震や台風などの自然災害や災害時の救助活動、防災教育などに関しては、消防士の重要性が高く、需要が減ることはありません。

なくなる理由⑤:すでに飽和状態

携帯電話販売員

携帯電話販売員の需要が減る主な理由は、スマートフォンの普及と通信キャリアの販売戦略の変化です。

スマートフォンが普及する前は、携帯電話販売員は顧客に携帯電話の機能や操作方法を説明することが主な仕事でしたが、スマートフォンはユーザーインターフェイスが簡単であるため、それほど説明が必要なくなりました。

また、通信キャリアの販売戦略が変化したことにより、直接店舗での販売よりもオンラインでの販売や、キャリア契約が不要なSIMフリー端末の普及が増え、店頭での携帯電話販売員の需要が減少するとされています。

自分の仕事がなくなるか考えるのに役立つ3つの知識

「自動化」の基礎知識

自分の仕事が自動化される可能性があるかどうかを見極めるためには、自動化に関する知識が不可欠です。

自分の職業がどのように自動化されるかを理解し、自動化される可能性がある業務や職種に関する情報を収集することが必要です。

私も Microsoft Power Automate という自動化ツールを少し学んだだけで、事務職の仕事は大幅に自動化できる(つまり、仕事を奪われる)と感じました。

一度フローを作成してしまえば、面倒な処理でもすぐにやってくれます。

実際に自分で自動化ツールを作ってみると、自分の仕事がどのように自動化されるかリアルにイメージできるようになりますので、興味があれば試してみて下さい。

Microsoft Power Automate 公式サイト:https://powerautomate.microsoft.com/ja-jp/

AIの基礎知識

AIが処理できるタスクは年々増えており、ルーティンワークやルールベースの業務は特に影響を受ける傾向にあります。

自分の仕事が AIによって置き換えられる可能性があるかどうか見極めるには、AI を使うとどんなことができるのか知ることが重要です。

私は Microsoft の AI 関連の資格(AI-900) の勉強をして、現時点で AI ができることをざっと理解しました。

予想以上に AI ができることは多く、「人間がやらなくてもいい仕事がたくさんある」と感じましたね…。

試験を受ける必要ないですが、AI の基礎の基礎を学ぶなら AI-900 はお手軽なのでおすすめです。

プログラミングの基礎知識

自分の仕事が無くなるかどうかを見極めるためには、プログラミングの知識が役立ちます。

プログラミングを学ぶことで、自分の仕事がどのように自動化される可能性があるかを理解できるからです。

私はExcel VBA しか勉強していませんが、それでも「事務作業の多くは、自動化できる」と感じました。

自動化できるということは、いずれ仕事が無くなる可能性があるということですよね…。

おわりに

この記事では、今後なくなる可能性のある仕事をAIに聞いてみた回答を紹介しました。

本当になくなるかは分かりませんが、それぞれの仕事の「なくなる理由」には一理あると感じました。

アメリカのIT業界でも大量の人員がレイオフ(解雇)されていますが、IT業界は次のステージに向かっているのかもしれません。

時代の変化が速すぎてついていくのが大変ですが、積極的に新しいスキルを学んで、むしろ社会の変化を楽しんでいきたいですね。

非プログラマーでも使える技術がたくさん出てきているので、私もいろいろ「かじって」みたいと思います。

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